ファルコン植物記(401)小さな赤色の実【ハゼラン】
Jul
13
南米原産で、日本に派観賞用として明治時代に渡来していますが、いまでは野生化して帰化植物扱いです。
スベリヒユ科ハゼラン属の多年草ですが、一般的なスベリヒユとは花姿が随分と違います。
高さ30センチほどの茎の先に<円錐花序>を出し、花径3ミリほどの赤紅色の5弁花を咲かせます。
この花は、午後の3時ごろから夕方までしか花を開きませんので、「サンジカ(三時花)」とも言われ、別名「コーラルフラワー」とも呼ばれています。
2~3時間の短い開花時間ですので、ほとんど蕾の状態で見かけますが、線香花火の火玉のようにはじけた感じで花を咲かせるところから「爆ぜる蘭=ハゼラン」の名称がつけられました。
「オシロイバナ(化粧花)」は、夕方4時からの開花ですので英名では、「フォーオクロック」と呼ばれていますが、体内時計のある植物として、この花も面白い特性だと思います。
Posted at 2012-07-16 11:12
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Posted at 2012-07-16 22:47
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