蟻さんがせわしくウロウロと周りを動いておりましたが、お昼寝中か、気にもせず無視しているのか、【ニジュウヤボシテントウ(二十八星瓢虫)】が葉の上でじっとしておりました。
コウチュウ目(鞘翅目)テントウムシ科マダラテントウムシ亜科の昆虫です。
「ナナホシテントウ」よりも小さくて、5~6ミリ前後の体長しかありませんが、上翅の片側だけで14個の黒い斑紋があります。
体色は黄褐色から赤褐色をしており、ピントも甘いのですが、翅全体に灰黄色のうぶ毛が生えていますので、くすんでぼやけた感じの色に見えます。
トマトや茄子、じゃがいもなどの「ナス科」の葉を食べますので、作農家にとっては害虫ですが、反面アブラムシやカイガラムシも食べてくれますので、この面から見ると益虫でもあります。
正確に28個の紋を数えたことはありませんが、これだけ黒い斑紋を持つテントウムシは、【ニジュウヤホシテントウ】しかおりませんので、同定は容易です。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2012-10-21 16:48
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-10-22 01:54
People Who Wowed This Post