著者は、いわゆる職業作家ではありません。
1948(昭和23)年大阪に五姉妹の末っ子として生まれ、結婚後、夫の赴任先であるドイツに住み、現在は京都に住まわれています。
2009年6月19日、友人と訪れた旅先であるブリュッセルで股関節脱臼という重傷を負い、現地にて手術のあと日本に帰国、2010年2月14日にリハビリを終えて退院するまでのあいだの出来事を、家族のこと、友人のこと、ペットのことなどを交えて綴られてエッセイー集です。
タイトルの「五・七調」に興味を持ち手に取りましたが、エッセイーのあいまあいまに<俳句と短歌>が挟まれており、こちらにも興味がわきました。
一般の主婦の目からの闘病生活の記録ですが、一人ひとりの人生には、本当に奥深いドラマがあるものだと読み終えました。
朝日新聞の「朝日歌壇」にしばし取り上げられている著者の短歌らしく、爽やかさを感じさせてくれました。
タイトルは、
< こんな夜は ハグしてほしい 日本には ない温かな ハハグの習慣 >からの引用です。
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Posted at 2013-01-26 04:13
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Posted at 2013-01-26 13:23
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