行政改革の一環だと思いますが、気象庁から今年の10月でもって「神戸海洋気象台」を「神戸地方気象台」にするとの発表があり、大阪管区気象台に移管されます。
「神戸海洋気象台」は、1920(大正9)年に設立された最古の海洋気象台だけに、神戸っ子としては残念です。
1922年には、船舶向けの気象無線放送を世界で初めて行い、また神戸の桜の開花予想は【旧神戸海洋気象台】の敷地内にある「ソメイヨシノ」が標準木として使われていました。
海洋気象台は神戸をはじめ、函館(1947年設立)・長崎・舞鶴(1947年設立)と4カ所ありますが、舞鶴は本庁組織の「日本海海洋気象センター」に改編され、他は「地方気象台」になり、「海洋気象台」という組織はなくなります。
中山手の高台にありました写真の【旧神戸海洋気象台】は、阪神・淡路大震災で全壊しました。
一時期は諏訪山にあります「移住センター」に移り、今はHAT神戸の神戸防災合同庁舎内にて観測業務を行っています。
新しい建物のエントランスには、旧気象台のステンドグラスが再利用されており、カモメの図柄がミナト神戸を象徴して輝いています。
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Posted at 2013-02-03 04:59
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Posted at 2013-02-03 22:49
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Posted at 2013-02-03 07:12
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Posted at 2013-02-03 22:50
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