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- ファルコン植物記(683)<マーガレット>【エンジェリック・ピンク・ディライド】
本来は、白色の一重咲きが普通種ですが、花径3センチばかりの八重咲きの<マーガレット>を見つけました。
完全八重咲きの早生品種であり、分枝がとても活発で、細い花茎を立ち上げ、切れ目なく花を咲かせてくれます。
キク科モクシュンギク属の半耐寒性多年草です。
原産地はカナリヤ諸島で、17世紀に欧州に渡り、日本には明治時代末期に輸入され、大正時代から栽培が盛んになりました。
本来は宿根草として多年草ですが、日本では温暖地でないと越冬は難しいようです。
和名では「モクシュンギク(木春菊)」と呼ばれていますが、年数を経るごとに枝や茎が木質化して堅くなるところからの命名です。
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