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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(689)<バラ>(12)【スブニール・ドゥ・アンネ・フランク】

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ファルコン植物記(689)<バ...
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの大虐殺(ホロコースロ)で命を落としたユダヤ人少女<アンネ・フランク>の日記を、父<オットー・フランク>が1947年に『アンネの日記』として出版し、世界的ベストセラーになっています。
お誕生日は1929年6月12日とはっきりしていますが、亡くなったのは1945年3月上旬だということしか分かりません。

この【スブニール・ドゥ・アンネ・フランク】は、同じく強制収容所に入れられていたベルギー人の園芸家<ヒッボリテ・デルフォルヘ>が、1955年に作出し、父<オットー・フランク>に捧げられ、1960年に正式に発表されました。
フランス語で「Souvenir d’Anne Frank」と表記されていますが、「アンネの形見」と訳され、また「アンネのバラ」とも呼ばれています。

日本には1972年に父の好意で株が届けられ、譲り受けた教会を中心に次々と日本全国に広まりました。
1980年4月には、西宮市甲陽園に<オットー・フランク>の協力を得て「アンネのバラの教会」が完成しており、アンネの資料館を併設していますが、彼は同年8月19日に他界しています。

蕾のときは赤色をしており、開花すると橙色に黄色が入りいわゆる黄金色になります。時間の経過とともに、サーモンピンク色に変化をし、やがてまた赤色に戻る色の不思議な様相で楽しめます。
#園芸 #花

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Toshiaki Nomura
Commented by Toshiaki Nomura
Posted at 2013-03-08 16:01

こういうバラがあるんですね。
初めて知りました…((φ(..。)

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2013-03-09 01:32

これを作出された<デルフォルヘ>さんは、有償での販売を禁止されていましたので、ヨーロッパではもう見かける「バラ」ではりません。
日本にて、教会を中心として栽培され、いまではあちらこちらで見かけるようになっています。

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モンブラン
Commented by モンブラン
Posted at 2013-03-08 23:29

教会のバラ見に行った事があります。アンネのバラは情熱的な色で隣り合わせの黄色かピンクのほうがアンネらしいかな?と思い出します。ユダヤ人の悲しい歴史ですね、映画を見て泣きましたね

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2013-03-09 08:41

モンブランさん、コメントありがとうございます。
いわれのあるバラのようで、作出された<デルフォルヘ>さんの思いが込められての命名だとおもいます。
豪華すぎるかもしれませんが、薄明なアンネと対照的に輝き続けていてほしいとおもいますね。

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エメラルド
Commented by エメラルド
Posted at 2013-03-09 01:24

いつまでも残しておかないといけないバラですね。

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2013-03-10 00:29

悲惨な歴史的を忘れないためにも、咲き続けていてほしいバラだと感じています。

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