ファルコン植物記(704)薄黄色の斑入りの葉【オモト】
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スズラン科オモト属の常緑多年草として、原産国は日本・中国で、学名は「Rohadea japonica Roth」と日本の名称が入り、また中国での漢字表記も「万年草」です。
徳川家康が江戸城本丸の完成した1607(慶長11)年9月23日、入城の際に床の間に飾られたことにより、おめでたい植物、不老長寿の縁起物として好まれています。
江戸時代には【オモト】の園芸栽培に熱が入り、特殊なモノはひと鉢何万両の値段で取引されていました。
畠中恵さんの江戸時代小説 『まんまこと』 には、万年青栽培の盗難事件が出てきます。
薄黄色の<斑>の【オモト】を見ていましたら、持ち主の御主人さんが出て来られ、「宝船」という品種だと教えていただきました。
ただ、この<斑>は交配種にての模様ではなく、薬品処理して薄黄色の<斑>を現わしていますので、翌年にはもとの青い葉に戻るそうです。
品種同士の掛け合わせはまだいいとおもいますが、薬品処理してまで色を落として販売するのは、どうかなぁと考えてしまいました。
Posted at 2013-03-22 16:46
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Posted at 2013-03-23 01:50
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Posted at 2013-03-22 17:04
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Posted at 2013-03-23 02:25
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