刈り込まれていた空き地の一角に、【イタドリ(虎杖)】が顔を出していました。
タデ科ソバカズラ属の多年生植物として、日本・中国・台湾・朝鮮半島に分布しており、東アジア原産種です。
茎は竹に似て中空で、多数の節があり、茎を折りますとポコンという音が生じるところから、別名「スカンポ」と呼ぶ地域もあるようです。
三角状の葉を交互に出し、特に若葉には紅紫色の斑紋が見られます。
雌雄異株として夏季に白い花を咲かせ、雄花は花弁よりも雄しべを長く飛び出させ、雌花は花弁よりも内側に雌しべがあります。
若い茎は山菜として食することができますが、有機酸を多く含んでいますので酸味があり、またシュウ酸もあることでエグミを感じる味わいです。
茹でて水でさらせばあく抜きが出来ますが、さわやかな酸味も消えてしまいます。
繁殖力が強く、世界の<侵略的外来種ワースト100選定種>のひとつですが、山菜としての魅力もあり、若芽が気になる空き地の一角です。
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Posted at 2013-04-15 19:41
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Posted at 2013-04-16 07:43
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