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- ファルコン昆虫記(231)ナニワイバラの花に【ヒゲナガホソクチゾウムシ】
白色の 「ナニワイバラ」 の花がきれいに咲いているのを眺めていましたら、黒い点に目がとまりました。
白色の花弁ですから目につきましたが、葉の上だと分からないほど小さく、体長3ミリほどの【ヒゲナガホソクチゾウムシ】です。雄しべの花粉とくらべますと、小ささがよく分かるとおもいます。
コウチュウ目ホソクチゾウムシ科ホソクチゾウムシ亜科ホソクチゾウムシ属に分類されています。
「ゾウムシ」は、長い口吻を象の鼻にたとえられたユーモラスな昆虫で、10科に分類され、日本では「ヒゲナガゾウムシ科」・「オトシブミ科」・「ゾウムシ科」など8科が確認されており、キクイムシ科を除くと1000種ほどが知られています。
1000種には程遠く、 「クヌギシギゾウムシ」 ・ 「クワゾウムシ」 に次ぐ3種目のアップです。
小さくても、産卵のときに植物組織に穴を掘るための長い鼻が見て取れ、なんとか同定できました。
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