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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(151)『ヤクザが店にやってきた』宮本照夫(新潮文庫)

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今年の読書(151)『ヤクザが...
地元神戸は、広域指定暴力団の本家がある街ですので、ヤクザ関連の書籍は自然と手が出てしまいます。
本書は1995年に『恐怖な面々』(文星出版)のタイトルで発行され、その後<朝日文庫>を経て、この<新潮文庫>で三度目の出版になります。

著者は、神奈川県川崎市で「焼鳥店」を開店以来、クラブ・スナックを多数経営してきていますが、「暴力団お断り」の信念を貫き通して営業、その間のトラブルをまとめたのが本書です。

なぜ「暴力団お断り」の信念を貫きとおすのかが全編を通じてよく伝わり、「店長や従業員に何から何まで任せることはできない。彼らは客へのサービスのために働いているのであって、暴力団とのトラブルのために就職したわけではないからである」との言葉は、経営者としての信念が垣間見られます。

ヤクザに絡まれそうになったときの教科書として、面白く読み終えれました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
Commented by birdy
Posted at 2013-12-13 15:25

面白そう!

ついついキャスティングしてしたくなりますね。
読んでみたいです。

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2013-12-14 00:28

現在は昔と比べて、社会環境が法律面でも保護されていますので、暴力団に対して対処しやすいでしょうが、著者の開業当時は大変だったことだとおもいますね。
実話だけに、迫力がありましたね。 (苦笑)

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