ファルコン植物記(1043)赤桃色の花<カーネーション>【ベルナール】
Jan
25
ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、南ヨーロッパおよび地中海沿岸が原産地といわれています。
古くから園芸品として扱われ、17世紀にはイギリスやオランダで品種改良が進み、日本には江戸時代初期に渡来、19世紀には現在の系統になる品種が生み出されています。
<カーネーション>の語源は諸説あり、ラテン語の「カルニス=肉色」に由来している、また、イギリスで冠を飾る花として用いられたことにより戴冠式(コロネーション)による説が有力です。
今はハウス栽培で一年を通じて供給されていますが、やはり<カーネーション>は5月の第2日曜日の「母の日」の前が、出荷の最盛期です。