ファルコン植物記(1048)斑入りの葉【ヤブラン】(2)
Jan
29
【ヤブラン(藪蘭)】は、ユリ(ナギイカダ)科ヤブラン属の常緑多年草として、日本を含む東アジアに分布しており、別名として学名より「リリオペ」や紫色の穂状の花を咲かせますので「サマームスカリ」と呼ばれています。
日本では、「ヤブラン」 ・ 「ヒメヤブラン」 ・ 「コヤブラン」の3種があり、写真の【ヤブラン】は園芸品種として葉に淡黄色の斑が入り、「フイリヤブラン」と呼ばれています。
名称通り藪の様な暗い場所でも耐陰性があり、樹木の陰でも生育が可能です。
園芸店では葉の形状がよく似ていますので、「ミスカンサス」という名称で流通しているのを見かけます。学名上の「ミスカンサス」は、イネ科ススキ属の植物ですのでまったく別種であり、「キキョウ」ではないのに 「トルコギキョウ(ユートマス)」 として販売していることに似ているようです。
Posted at 2014-01-29 20:29
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Posted at 2014-01-30 07:44
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