<生け花>(70)【池坊】@阪神西元町駅改札口内
Feb
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使用される素材に対して、その都度花器を取りかえる先生もおられますが、【池坊】として立花の姿が主であれば、花器の意匠は二の次なのかもしれません。
今回は、春の訪れを感じさせてくれる代表的な花 「サンシュユ(山茱萸)」 のみの構成です。
葉に先駆けて黄色い小さな四弁花が20~30個集まり、傘状に群れ咲きだします。
長さ1.5センチばかりの実が秋に熟して赤くなりますので、「アキサンゴ」とも呼ばれ、植物学者の<牧野富太郎>は、冬の去りきらぬ山を黄色に彩るところから、「ハルコガネバナ(春黄金花)」と名付けています。
主の軸となる柄と、それから伸びる小枝のバランスの妙、正面よりもややずれたこの位置からの姿が、わたしにはきれいに感じられました。
Posted at 2014-02-04 00:11
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Posted at 2014-02-04 22:20
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Posted at 2014-02-04 00:41
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Posted at 2014-02-04 22:22
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Posted at 2014-02-04 07:34
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Posted at 2014-02-04 22:24
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