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- ファルコン植物記(1121)白色の花【アレナリア・モンタナ】
「アレナリア」は、北半球の高山・亜高山帯を中心として約150種が分布している、一年草もしくは多年草です。
ナデシコ科アレナリア属の草本で、草丈は5~10センチとあまり高くならず、花色は白色が中心ですが、桃紫色の種もあります。
この【アレナリア・モンタナ】は、ピレーネ山脈を原産地とし、花径は2センチほどの白色の5弁花を茎先に咲かせます。
葉は披針形で、向かい合って映える<対生>で、葉は艶を帯びています。
名称は、属名の「アレナリア」は「砂」や「砂地」という意味で、礫地や砂質の土壌に自生するところから、種の「モンタナ」は「山の」という意味に由来しています。
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