簡素な茶席などに飾られている<シャクヤク>は、花径も小さく質素なイメージがあるのですが、この【ルーズベルト】という品種は花径20センチを超えています。
ボタン科ボタン属の多年草で、アジア大陸北東部(中国)原産として、日本には薬草として平安時代以前に渡来しています。
「ボタン」が樹木であるのい対して<シャクヤク>は草本ですので、冬場には地上部は枯れてしまいます。
日本の<シャクヤク>は「一重咲き」が中心で、江戸時代に多く改良され、特に雄しべが大きく発達して盛り上がりる品種が多く、全般にすっきりとした花姿です。
アメリカ合衆国の第32代大統領<フランクリン・デラノ・ルーズベルト>の名を冠したこの品種、見事な「八重咲き」で、ニューディール政策や第二次世界大戦への参戦で、アメリカ経済の救世主としての人気をうかがわせる花姿です。
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Posted at 2014-06-13 17:02
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Posted at 2014-06-13 17:11
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