ファルコン植物記(1236)四角い実【ユーカリ・テトラゴナ】
Jul
29
フトモモ科ユーカリノキ属の一種で、純白の四角い実と特徴的な葉が美しく、ブーケやフラワーアレンジメントの素材としてもよく利用されています。
枝先に1,5センチ角ほどのベル型の果実を多数つけ、果実は木質系で固く先端部に穴が開いています。
若いうちは幹や葉に毛が生えていますが、成長するとともに毛はなくなり、耐寒性はある程度あるようで、暖地であれば屋外でも越冬可能です。
オーストラリア原産の樹木の特性として、同じフトモモ科の 「ブラシノキ」 や、ヤマモモガ科の 「コースト・バンクシア」 と同様に、本種も山火事などの後の降雨で発芽する性質があります。