ファルコン植物記(1297)タンポポに似た【ブタナ】
Sep
27
キク科エゾコウゾリナ属の多年草で、春先から秋ごろまで長期間に渡り咲いています。
原産地はヨーロッパですが、1933(昭和8)年に北海道ではじめて発見された帰化植物で、当時は「タンポポモドキ」と呼ばれていました。
1934(昭和9)年、神戸市の六甲山中で採集されたときに、フランスの俗名「豚のサラダ」から【ブタナ】と命名されています。
まっすぐに伸びた花茎には葉がなく、途中で数本枝分かれをし、それぞれの先端に花径2~3センチの黄色い<舌状花>だけの花を咲かせるのが特徴です。