神戸ご当地(214)【敏馬神社の飛び石】灘区岩屋中町4丁目
Sep
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歩きやすく平たい石で道筋をつけるのが「飛び石」の役目だと思いますが、(1)の三日月が飛び出した形や(8)の半球形など、こぼこした模様の石が九つ並び、石碑(歌碑)の前まで続いています。
神社の東側にある住吉川流域には、江戸時代から水車が多く立ち並び、油絞りや製粉、酒造りの精米などに使われ「灘目の水車」と呼ばれていました。
おそらくその水車小屋で使われていた石臼の片割れが、飛び石として再利用されているのだとおもいます。
この<敏馬(みぬめ)神社>は、日本最初の和歌集『万葉集』に9首も謳われており、この数に合わせての9種類の「飛び石」かなとはわたしの推測で、偶然9個あっただけかもしれません。