野に咲く「ボロギク」の意が和名の【ノボロギク(野襤褸菊)】で、かわいそうな名称を付けられていますが、「ボロギク」とは「サクギク」を指しています。 キク科キオン属の一年草扱いで原産地はヨーロッパ、日本では明治時代初期に渡来した帰化植物です。 茎は中空で草丈20~40センチ程度、多数分枝して株を形成、気候が合えば一年中開花していますので、「ネンガラグサ」の別名があります。 花は頭状花だけで、黄色い筒状花だけの長さ8~10ミリほどの花を多数咲かせます。