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- ファルコン植物記(1405)赤色の雄しべ【オオベニゴウカン】
1855(安政2)年、ジャワ島ボゴールで発見された【オオベニゴウカン(大紅合歓)】ですが、その後原産地の(ボリビア・ペルー・ブラジル)からインドを経てジャワ島に運ばれたことがわかり、日本(沖縄)には1960年代に渡来、別名「アカバナブラシマメ」とも言われています。
マメ科ネムノキ亜科の常緑低木で、樹高は3メートルほどに育ちます。
日本では12月から3月頃にかけて開花、化粧パフに似た真っ赤な半円球の形状で花径は10センチ内外、散るときは花柄の根元からそのままの姿で落ちます。
糸状に見えている赤い部分は<雄しべ>であり、花弁は中心付近に集まっていて、色は主に赤・紫・青です。
運よく<蕾>と一緒に撮影できましたが、この<蕾>からは開花の面白い花姿は想像ができません。
改良された園芸品種として、白色の<雄しべ>の花姿のモノが流通しています。
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