前回生けられていた 「アマリリス」 の花が開花するのが楽しみでしたが、早々と生け替えられていました。やはり「蕾」としての「アマリリス」の形を重要視されていたようです。 今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>は、桃色の「シンビジューム」を中心に、「ササの葉」と「シダ」(シシガシラかな?)の組み合わせでした。 剣山ではなく、自然石で根元を固められていますので、洋蘭の「シンビジューム」を使いながらも、全体的に野趣味的な雰囲気が漂っています。 土味の花器と共に、渓流の岩場に咲いている景色が、自然と浮かんできました。