今宵の【やす】の突出しは、「ぼんち揚」でした。
故<山崎豊子>は、デビュー作品の『暖簾』(1957年)をはじめ、『花のれん』など船場などの大阪の風俗を描いた作品が多く、三作目が足袋問屋の息子を描いき「週刊新潮」(1959年)に連載された『ぼんち』でした。
著者自身単行本のあとがきに、「根性が座り、地に足が着いたスケールの大きな≪ぼんぼん≫、たとえ放蕩を重ねても、ぴしりとした帳尻のあった遊び方をする男が≪ぼんち≫である」と述べています。
これに着想を得て名づけられたのが「ぼんち揚」で、今年で発売されて55周年を迎えていますが、甘辛いせんべいとして関西では人気があるスナック菓子です。
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Posted at 2015-05-07 06:03
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Posted at 2015-05-07 07:26
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