ファルコン植物記(1655)赤紫色の花【クサミソハギ】
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和名は花姿が 「ミソハギ」 に似ていることから命名され、属名の<クフェア>は花の筒のようなところが曲がっていることから、ギリシア語の「曲がる」に由来しています。
クフェア属は、メキシコを中心とする中央アメリカに約250種が分布する常緑多年草もしくは常緑低木で、日本には明治時代から大正時代に数十種類が渡来、気候的に気温の高い夏に開花する種が多く見受けられます。
またクフェア属は花姿から大きく分けて、本種を含む「ヒッソピフォリオ」系と細長い筒状の花を咲かせる「イグネア(ベニチョウジ)」系の二つに分類されています。