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- ファルコン植物記(1690)細長い葉の【タコノキ】
名称の【タコノキ(蛸の木)】は、「ガジュマル」のように幹から<気根>を数本伸ばし、支柱のように土にしっかりと根付く状態から名づけられました。
小笠原諸島の固有種で海岸近くに自生、別名「オガサワラタコノキ」で、タコノキ科タコノキ属の常緑低木で、雌雄異株です。
花は細長く1メートルほど、大きく鋭い鋸葉をもち、雄株は初夏に白色の花、雌株は淡い緑色の花をつけます。
夏にパイナップル状の集合果を実らせ、秋ごろに熟し、実は茹でて食べることができ、また食用油を採るために利用されています。
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