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  • 今年の読書(167)『駅伝激走宇宙人その名は山中鹿介!』つるみ犬丸

今年の読書(167)『駅伝激走宇宙人その名は山中鹿介!』つるみ犬丸

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今年の読書(167)『駅伝激走...
本書は。<メディアワークス文庫>の第20回(2013年)電撃小説大賞応募作品で、入賞は果たせてませんでしたが、加筆・修正した著者<つるみ犬丸>のデビュー作品です。

島根県出雲市に住む高校2年生の<天沢出雲>は、両親と姉を子供の頃に亡くした過去を持ち、お祖母ちゃんと暮らしていました。
幼馴染の<皐月早苗>が、同じ同級生の陸上部の<秋上伊織>と駅伝勝負の挑戦を受けてしまい、同じ駅伝同好会のメンバーとして<出雲>も参加しなければいけなくなりました。

メンバーも揃わない駅伝同好会だけに、頭を悩ましながら家に戻りますと、奇妙な格好をした髭面の大男と可愛らしい女の子が玄関先に立っていました。
髭面の大男は、かって<尼子勝久>に仕えていた武将<山中鹿介>であり、娘は<小夜>と名乗り、200年後の尼子家の末裔を地球に探しにきたといいます。

遠くの宇宙の星からやってきた<山中鹿介>と<小夜>は、隠された使命のもと、メンバーの足りない駅伝同好会のために、一肌脱ぐのでした。

青春ファンタジー物語として気楽に読め、<山中親子>や周囲の友人たちの愛情を感しながら、駅伝を通じて事故で亡くなった両親たちとのトラウマを乗り越えていく<出雲>の成長が爽やかに描かれた一冊でした。
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