ファルコン植物記(1820)赤色の実【アオキ】(3)
Jan
29
【アオキ】の名前の由来は、葉も枝(茎)も青いところから名づけられています。
ミズキ(ガリア)科アオキ属の常緑低木で樹高2メートルほどが一般的ですが、赤い実がたわわに実っていたこの【アオキ】は、優に3メートルは超えていました。
花は3月~5月頃に 紅褐色 のまたは緑色の4弁花を咲かせ、秋頃から熟して楕円形の長さ2センチばかりの赤色(品種によっては白色・黄色)の液果を実らせます。
生薬の材料として使われ、胃腸薬『陀羅尼助』は、浄瑠璃の『義経千本桜』(1747年:延享4年初演)に腹痛を起こした若君のために『陀羅尼助』を買いに行く場面があり、すでに延享年間(吉宗~家重)に一般的であったことが分かります。
Posted at 2016-01-29 15:54
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Posted at 2016-01-29 15:58
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