今日のお昼ご飯は、朝早くから観光客で賑わう神戸南京町の「上海飯店」です。
「ふかひれラーメンセット」の注文を終え、壁に目をやりますと<龍の彫刻>が飾られていました。
「龍の爪」の本数が5本ですので皇帝しか使用できない本数で、台湾旅行をした際に通訳の<陳>さんが、「5本の指は皇帝だけ、4本はその臣下、庶民は3本ね」と言われた言葉が忘れられません。
<龍>は中国の想像上の動物ですが、頭はラクダ、角は鹿、目はウサギ、耳は牛、胴体は蛇、腹は蜃(みずち)、うろこは鯉、掌は虎、そして爪は鷹で、「龍に九似(きゅうじ)あり」と言われています。
中国の建物、特に寺院の屋根には<龍>が飾られていますが、昔から<龍>は水の神様とされ、自由自在に雷雨や竜巻を呼ぶことができるとされ、建物が火事になりますと<龍>が雨を呼び寄せて、火を消してくれるという願いが込められています。
日本の寺院では、手水場に流れる水を吐き出す <龍の水口> をよく見かけますが、やはり水の神様という思想が受け継がれているようです。
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Posted at 2016-04-12 21:16
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Posted at 2016-04-12 22:25
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Posted at 2016-04-13 04:03
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Posted at 2016-04-13 06:26
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