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- 今年の読書(87)『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎(創元推理文庫)
<伊坂幸太郎>ですので、ミステリー作品化と思いながら読み進めましたが、まったく異色のファンタジー物語でした。
鉄国という国境を接する敵国に戦争で負け支配される城壁の国「夜の国」です。その夜の国に住む人間たちと猫たちの恐怖を描きながら、動く巨大な樹「クーパー」を絡めた話しが語りかけられていきますが、着地地点の見えない進行のなか、最後に伏線が生きてくる構成は、さすが伊坂ワールドでした。
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