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- ファルコン植物記(1949)【コバノミツバツツジ】
ツツジ科ツツジ属の落葉低木の【コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)】です。
中部地方から関東に分布する「ミツバツツジ」に比べて葉が多少小さいのが名の由来で、本州中部以西から九州にかけて分布しています。
樹高は2~3メトルになり、3~4月頃に、紅紫色~淡紫色の直径3センチ程度の花を多数咲かせます。
1本の雌しべを取り囲むように10本の雄しべがあり、花粉は細い糸につながったような形状をしていて、昆虫の体に付着しやすい構造になっています。
兵庫県西宮市にある広田神社には、2万株という群生地があり、県の天然記念物に指定されています。
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