ブーム社が開発する超音速旅客機のイメージ(画像提供:BOOM TECHNOLOGY)
巡航速度マッハ2.2、時速換算で2335㎞/hという超音速旅客機を開発するアメリカのベンチャー企業と、JAL(日本航空)が資本業務提携で合意しました。一度はあきらめた「超音速」の夢、今後の開発が気になります。
現在どの航空会社も運航していない「超音速旅客機」の導入に向け、JAL(日本航空)は、超音速旅客機の開発を進めるアメリカのBOOM TECHNOLOGY(ブーム・テクノロジー、以下「ブーム」)社と資本業務提携に合意したことを発表しました。
発表によりますと、JALはブーム社へ1000万ドル(約11億円)の資金を提供するほか、技術面やプロモーションにおいてサポートを行い、20機分の優先発注権を獲得、一方のブーム社は機体の開発と導入サポートなどを担うといいます。
そのブーム社が開発している超音速旅客機のスピードは、洋上飛行時で巡航速度マッハ2.2、時速に換算すると2335㎞スラッシュhというもの。現在の航空機は時速800㎞/hから900㎞/hですので、その3倍近いスピードです。航続距離は8334㎞、座席は全席ビジネスクラス仕様で45席から55席とのことです。
アメリカ西海岸、日帰りも夢ではなくなります。
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Posted at 2017-12-10 00:31
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Posted at 2017-12-10 00:35
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