神戸：ファルコンの散歩メモ

英高級車のロールス・ロイスは１１日、同社初の多目的スポーツ車（ＳＵＶ）「カリナン」の予約販売受付を日本で始めたと発表しています。山道や雪道などでも安定して走行できる四輪駆動車（４ＷＤ）の力強さと内外装の高級感を両立させています。既存の富裕層に加え、若い経営者や家族といった新たな顧客層を目指します。

国内６カ所の正規ディーラーで受け付けを始め、納車は２０１９年第１四半期の予定で、価格は３８００万円から。

乗車時と運転時とで車高を４センチ上げ下げする機能を備え、乗り降りと運転のしやすさを両立させています。オプションで、後部の収納スペースに電動式で開閉するテーブルと椅子を搭載した。ドライブの目的地で座りながら景色を眺めてもらう使い方などを想定しています。

運転席前方や後部座席の液晶画面には、同社としては初めてタッチスクリーンを採用しています。後部座席に子どもが乗るなど、家族向けを意識したとか。

　ロールス・ロイスの国内販売は２０１６、２０１７年と２年連続で２００台を超えています。ＳＵＶの投入でさらなる顧客増をめざします。