ファルコン昆虫記(815)【シロオビノメイガ】(6)
Nov
15
人が近づくと敏感に反応します小さな蛾ですので、近づいてアップの撮影はやめました。
濃褐色に白い帯紋をもつ小型の蛾で、昼間は葉裏にかくれ、夜間に活動します。年に5~6回の発生で、成虫は6月ごろから現れ、7~8月に多く、11月まで発生します。葉裏の葉脈に沿って1~5粒産卵します。
若令幼虫は葉脈にそって粗く糸をはいて葉肉のみを食害する。成長につれて葉をつつりあわせて生息する。さわると糸をはいて落下する。浅い土中でさなぎとなり、うすいマユをつくります。
「コキア」 なとのアカザ料の花や、「ホウレンソウ」、「フダンソウ」などにも加害します。花を食害すると体色は赤花では淡赤色となり、保護色を呈します。