「Audi Q5 40 TDI quattro」@アウディジャパン
Feb
7
2.0Lの直列4気筒DOHCディーゼルターボは、最高出力190ps/3800rpm・最大トルク400Nm/1750-3000rpmというスペック。JC08モード燃費はガソリンモデルを1.7km/L上回る15.6km/Lで、モード燃費による単純乗算でも航続距離は約1100kmに迫ります(タンク容量は70L)。
エンジン型式は「DET」で、1968ccの排気量、190ps/400Nmというスペックは、フォルクスワーゲン・パサートやパサートオールトラックと同値。発生回転数こそ異なっていますが、車両重量などの差を勘案したセッティングの差と考えられます。ボア81.0mm、ストローク95.5mmも同じ。なお、フォルクスワーゲンの1968ccのディーゼルエンジンは「DFC」。開発コードはともに「EA288」型です。
1968cc直列4気筒TDI(Turbocharged Direct Injection)の排気系は、酸化触媒コンバーター、尿素SCR(選択触媒還元)コーティングを施したDPF(粒子状物質フィルター)、アンモニア分解触媒コンバーターなどから構成されています。
さらに、高圧コモンレール式インジェクターや低高2系統のEGR(排ガス再循環)など、エンジン本体にもコストの掛かった最新技術が投入され、欧州排ガス規制のEURO 6や日本のポスト新長期排ガス規制に適合。そして、緻密に制御される可変ガイドベーン式ターボにより分厚いトルクと、ハイレスポンスを提供するとしています。
今回のTDIモデルの発売を記念した「Audi Q5 TDI 1st edition black styling」も250台限定で発売されます。