賃貸住宅大手「レオパレス21」のアパートの施工不良問題で、<石井>国土交通相は19日午前の閣議後記者会見で、1月末時点で全国の計1895棟が建築基準法違反と認定されたことを明らかにしています。
全国173の自治体から報告があったといいます。兵庫県内では60棟 が報告されています。また、再発防止策などを検討するため国土交通省が外部有識者委員会を設置することも明らかにしています。
同社は昨年、アパートの一部で、延焼や音漏れを防ぐためにある天井裏の壁がないことなどを公表。全国の3万9000棟余りを対象に調査しており、今月7日には、外壁などに施工不良がある物件が新たに1324棟見つかったと発表しています。
一連の問題について、<石井>氏は同社に対し、原因究明結果を1か月以内に報告するよう要請。年度内に開催予定の有識者委では、再発防止策とともに、アパートなどの共同住宅の建設時における課題などを検討します。
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