< 「あらた坂」あわら市自由ケ丘2丁目の桜並木と記念碑 >
福井県あわら市は、競技かるたを題材にした同市ゆかりの人気漫画「ちはやふる」に登場する同市自由ケ丘2丁目の桜並木を、主要人物の「綿谷新(わたやあらた)」にちなみ「あらた坂」と命名しています。記念碑も建立し、3月31日に地元住民らにお披露目されています。ファンの間では既に知られた場所ですが、記念碑が誕生したことで新たな「聖地」になりそうです。
桜並木はレンゴーグラウンド横にある約200メートルの市道で、1977年にレンゴー金津工場社員が周辺に500本の吉野桜を植樹したといいます。
漫画や、原作を基にしたテレビアニメでは、主人公の「綾瀬千早」が「綿谷新」に会いにあわら市を訪れるシーンがあり、2人が切なくも感動の再会を果たした場所のモデルがこの桜並木。同市によると知る人ぞ知る桜の名所でしたが、「ちはやふる」人気が沸騰してからは、県外からの見物客も増えているといいます。桜並木をさらに知ってもらおうと、作者<末次由紀>さんと出版社の了解を得て愛称がな付けられました。
記念碑は御影石製で高さ約1・5メートル。正面に「あらた坂」、側面には<在原業平>が詠んだ歌「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」が記されています。頂上部にはかるたの札をかたどった部分があり、いとしい人との再会を願う歌の下の句「われてもすゑにあはむとそおもふ」が書かれています。
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Posted at 2019-04-02 00:13
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Posted at 2019-04-02 00:36
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Posted at 2019-04-02 00:41
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Posted at 2019-04-02 01:01
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