<菅>義偉官房長官は5日の会見で、現役引退した<イチロー>への国民栄誉賞授与について、本人の意向を踏まえて見送る方針を明らかにしました。
<菅>官房長官は打診に対し<イチロー>から代理人を通じて「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」との返答があったと説明。「本人の気持ちを尊重し、今般の現役引退に伴う検討を見送ることにした」と明かし「これまでも多くの方に夢や希望を与え続けてきたスーパースターであり、国民と共に今後の活躍を楽しみにしたい」と述べています。
<イチロー>は3月21日に東京ドームで行われたアスレチックス戦後に現役引退を発表。菅官房長官は「数多くの輝かしい記録を樹立し、日米の野球ファンを魅了した」と国民栄誉賞授与を検討していく考えを示唆していました。
国民栄誉賞はプロ野球界で1977年<王貞治>氏、1987年<衣笠祥雄>氏、2013年<長嶋茂雄>氏、2013年<松井秀喜>氏が受賞しています。<イチロー>は2001年(1930年の<ビル・テリー>(ジャイアンツ)以来となるシーズン242安打(当時歴代9位)を放ち、メジャーリーグの新人最多安打記録を更新するとともに、新人王・MVP・首位打者・盗塁王・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞という数多くのタイトルを獲得した)、2004年(84年間破られることのなかった<ジョージ・シスラー>のメジャー歴代シーズン最多安打記録の257安打を更新)に非公式に打診されましたが、若さや現役であることを理由に断っており、現役引退後の対応が注目されていました。
「人生の幕を下ろした時」よりも、「華のある時」に受賞してほしいと個人的には思っています。
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Posted at 2019-04-05 04:16
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Posted at 2019-04-05 05:13
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