建築や家具など近代デザインの基礎を築いたドイツの造形学校「バウハウス」設立100年を記念して発祥の地の同国中部ワイマールに新たな「バウハウス博物館」(ハイケ・ハナダ設計)が完成し、6日に一般公開が始まっています。「バウハウス」の歴史や約千点の貴重な資料が展示され、多くの市民が訪れているようです。
「バウハウス」は1919年4月、ドイツの建築家であり近代建築の四大巨匠(ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に)の一人とされる<グロピウス>(1883年5月18日~1969年7月5日)を初代校長に設立。機能性を備えた住宅や家具などの日常的な製品を市民に広く届けることを目標に掲げ、世界の建築やデザインに大きな影響を与えました。
移転先の北部デッサウに残るガラスを多く使ったコンクリート造りの旧校舎などが世界遺産に登録されています。
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