100%再生可能エネルギーで電車運行@東急世田谷線
Apr
10
東急電鉄は、2018年度からの中期3か年経営計画で、重要テーマのひとつに「低炭素・循環型社会」を掲げており、今回の取り組みはその一環です。東北電力と東急パワーサプライが協力します。
東北電力と同社グループは、山形県の大越発電所(水力)や岩手県の松川地熱発電所などで、二酸化炭素排出ゼロの「再エネ電気」を発電しています。東急パワーサプライは、東北電力の取次事業者としてこの取り組みに参加し、東急電鉄に再エネ電気を供給。世田谷線はこの電力を東北電力から購入し、電車の運行に使用します。本線だけでなく、車庫内での運行もまかないます。先月25日から運行されています。
東急電鉄によりますと、年間1263トンの二酸化炭素の排出が削減できる見込み。電気料金は2割ほど高くなりますが、運賃は据え置くといいます。