<岸井ゆきの>主演『愛がなんだ』@<今泉力哉>監督
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『八日目の蝉』(2011年4月29日公開:成島出監督)・『神の月』(2014年11月15日公開:吉田大八監督)・『月と雷』(2017年10月7日公開:安藤尋監督)などの作品が映画化されている直木賞作家<角田光代>の同名小説を映像化した本作は、好きになった男性に対していちず過ぎるアラサー女子の一方通行の片思いを描いています。
<岸井ゆきの>は、友人の結婚パーティーで一目ぼれした相手に突っ走る主人公の28歳会社員「山田テルコ」を演じています。「マモル」に一目ぼれした5カ月前から、「テルコ」の生活は「マモル」中心となってしまいます。仕事中、真夜中と、どんな状況でも「マモル」が最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかく「マモル」一筋の毎日を送っていました。
しかし、そんな「テルコ」の熱い思いとは裏腹に、「マモル」は「テルコ」にまったく恋愛感情がなく、「マモル」にとって「テルコ」は単なる都合のいい女でした。「テルコ」が「マモル」の部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えましたが、ある日を境に「マモル」からの連絡が突然途絶えてしまいます。