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- 「はやぶさ2」(16)クレーター作製確認@「リュウグウ」(19)
< 中央が今回撮影した画像 (画像:JAXA) >
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に作製したクレーターを見つけたと発表しています。撮影した地表の画像から確認しました。小惑星でのクレーター作製は世界初の快挙で、太陽系探査の新手法を確立したことになります。
「はやぶさ2」は今月上旬に作製を試みたクレーターを探すため、24日に通常の観測位置の高度20キロから降下を開始。カメラで撮影した地表の画像を地球で受信し、以前の画像と地形を比較するなどして、人工的なクレーターが新たにできたことを確認しています。
クレーターは太陽光などの影響を受けず、変質していない地下の物質を露出させるために作製されています。5月下旬にも付近に着地し、物質を採取する計画です。
「はやぶさ2」は今月5日、衝突装置を機体から分離して爆発させ、地表に弾丸を衝突 させることに成功。その際に舞い上がった岩石の破片が上空からなくなるのを待つために、「リュウグウ」から離れていました。
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