大阪環状線・桜島線「201系」電車引退@JR西日本
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新型車両の「323系」電車は、2016年12月にデビューし、以降、増備が続けられてきました。計画されていた8両編成全22本(計176両)の投入が2019年6月8日(土)に完了するのに伴い、「201系」が大阪環状線・JRゆめ咲線から引退します。
「201系」は国鉄時代の1979(昭和54)年に試作車が造られ、1981(昭和56)年から量産された通勤形電車です。車両を継承したJR東日本は、中央線快速をはじめ、京葉線などで使用していましたが、現在はすべて引退。一方、JR西日本は関西本線(大和路線)、おおさか東線などで現在も使用しています。
大阪環状線・JRゆめ咲線には、2005(平成17)年に登場。以降、先輩の「103系」電車とともに大阪環状線・JRゆめ咲線の輸送を支えてきましたが、新型「323系」に置き換わる形で 「103系」は2017年10月3日に同線から引退 し、「201系」も今回、運行終了を迎えます。
大阪環状線・JRゆめ咲線では、4扉の「201系」が引退して、3扉の「323系」にすべて置き換わることから、各駅ホームの乗車位置も統一されます。利用者の多い駅では新タイプの乗車位置案内を整備したり、通行帯を設定したりするなど、ホームの混雑緩和に向けた取り組みが進められます。また、大阪、京橋、鶴橋、天王寺、新今宮の各駅ではホーム柵も整備される予定です。