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- 特定外来生物「スウィンホーキノボリトカゲ」繁殖@宮崎県
宮崎県は5月14日、台湾産の特定外来生物の爬虫綱有鱗目アガマ科キノボリトカゲ属「スウィンホーキノボリトカゲ」が日向市の沿岸部で大量に繁殖していることの調査発表をしています。
生息地は限られていますが、既に1万匹以上が生息しているとのことです。繁殖力が高く、天敵もいないことから、生態系への影響が懸念され、「他の地域へ侵入する前に徹底的に駆除する必要がある」と注意を呼び掛けています。
日向市では2016年8月に2匹を市内で確認していました。他地域では、2006年静岡県磐田市天竜川東部において報告、2014年岐阜県羽島市でも捕獲されています。生態系への影響が懸念され、環境省と協力して生息状況を調べます。
環境省九州地方環境事務所によると、「スウィンホーキノボリトカゲ」は、台湾原産でアリやクモを食べます。輸入された観葉植物などに紛れて日本に入ったと考えられています。8月、外来生物法に基づき輸入や飼育が原則禁止される特定外来生物に指定されています。
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