約1000カ寺が加盟する京都仏教会(理事長、有馬頼底・臨済宗相国寺派管長)は28日、さい銭や拝観料も含めた「お布施」へのキャッシュレス決済導入に反対する声明文を発表しています。傘下寺院には導入拒否を求め、全日本仏教会や日本宗教連盟などと連携して同様の対応をあらゆる宗教団体に求める模様です。
「布施の原点に還る」と題した声明文は、「キャッシュレスによる布施は対面的である宗教行為の本旨に反するもので、不適切」と断言。キャッシュレス化で、信者の個人情報や宗教活動が第三者に把握される▽個人情報を含むビッグデータから信教の自由が侵される▽宗教統制、宗教弾圧に利用される▽手数料が発生し、宗教課税を招くなどの恐れがあるとしています。
さい銭のキャッシュレス決済などはすでに全国の一部寺院で導入され、京都仏教会は昨年秋から対策を検討されていました。
個人情報の保護ということですが、宗教法人として無税であっても、収入があからさまになるになることを避けたい寺院側の都合のようにおもえるのは、私だけでしょうか。
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Posted at 2019-06-28 18:22
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Posted at 2019-06-29 00:39
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