「メルカリ」J1「鹿島アントラーズ」の経営権を取得
Jul
30
30日の開催の取締役会において、日本製鉄から「鹿島アントラーズ」を運営する「鹿島アントラーズ・エフ・シー」の発行済株式の61.6%を取得することを決議。日本製鉄と株式譲渡契約を締結した。取得金額は15億8,800万円。株式譲渡実行日2019年は8月30日を予定しています。
「鹿島アントラーズ」の前身は住友金属サッカー団。住金は1947年の創部から支えてきました。2012年に新日本製鉄と住金が経営統合し、新日鉄住金が発足した後も、同社が鹿島の筆頭株主を務めてきました。70年以上維持してきた経営権を手放すことになります。
「鹿島アントラーズ」は、国内三大タイトル(J1リーグ、Jリーグカップ、天皇杯全日本サッカー選手権大会)において最多優勝回数を誇り、2018年にはアジアでのナンバー1クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグで優勝するなど、アジアを代表するサッカークラブとなっています。
「メルカリ」は、「鹿島アントラーズ」が日本から世界のトップを目指す姿勢に共感し、2017年よりスポンサーとなっていましたが、より強固な関係にすべく、「鹿島アントラーズ」が「メルカリ」グループに参画することについて合意した。
今後は、「鹿島アントラーズ」の独立したクラブ運営を尊重しながら、「メルカリ」の経営ノウハウを活用し、世界に挑む「鹿島アントラーズ」のさらなる発展をサポートしていくといいます。
また、「メルカリ」も、自社のブランド価値の向上と、運営する「メルカリ」と「メルペイ」の顧客層拡大につなげていくようです。