「クロマグロ」の稚魚@青森市・浅虫水族館
Aug
11
体長5~10センチほどの稚魚を研究センター(大分県佐伯市)から約31時間半かけてトラックで陸上輸送。7日深夜に到着して以降、稚魚の死が続いていました。飼育の知見が少なく、対応は手探りといいます。
小まめな給餌や水流の管理が不可欠と分かり、同館は残った稚魚の飼育に万全を期すようです。
クロマグロの稚魚は光や音に敏感で、わずかなストレスで死んでしまう繊細な生き物のようで、養殖「クロマグロ」が卵から稚魚に育つまでの生存率は1%で、さらに稚魚から成魚になるまで生存できる確率は1%未満といいます。
完全養殖の「クロマグロ」の稚魚は採卵、ふ化、養殖、産卵のサイクルをすべて人工的に行ったもの。日本水産中央研究所大分海洋研究センターが無償提供していました。