インドネシアの<ジョコ>大統領は26日、首都(ジャカルタ)の移転先 にカリマンタン島東カリマンタン州の東部を選んだと発表しています。国会の議決を経た上で、政府や議会、官舎、ダムといった施設とインフラを整備。2024年までの移転開始を目指します。
首都移転は歴代の大統領も検討してきましたが、実現していません。費用の確保を含め課題は多く、<ジョコ>大統領の任期が終わる24年までに軌道に乗せられるかが焦点となります。
新首都は、クタイカルタヌガラ県と北プナジャムパスール県にまたがる地区。東カリマンタン州は天然資源が豊富で、鉱業が主産業となっています。
<ジョコ>大統領は、移転の必要性について、国内の経済格差を改めて挙げています。インドネシアは群島国家ですが、経済活動や人口が首都(ジャカルタ)のあるジャワ島に集中。「他島との格差は拡大し続け、(ジャカルタ)は渋滞や大気汚染に悩まされている」と指摘しています。
移転先に関しては、(1)災害リスクが少ない(2)国の中央に位置する(3)州都サマリンダと大都市バリクパパンに近く、比較的インフラが整っている(4)政府の所有地が18万ヘクタールある-と説明しています。
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Posted at 2019-08-26 17:54
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Posted at 2019-08-26 19:05
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