韓国最高裁は29日、財閥のサムスングループなどから巨額の賄賂を受け取ったとの収賄罪などに問われた韓国の前大統領、<朴槿恵前大統領> 被告(67)の 「上告審」で、懲役25年、罰金200億ウォン(約17億4千万円)とした二審判断には法令違反があるとして判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻しています。公職者の収賄罪は、他の罪と別に判決するという判例が理由のようです。
ただ、犯罪成否の判断は二審をほぼ踏襲し収賄罪が成立すると認定、差し戻し審を経て長期の懲役刑が確定する見通しになっています。
<朴>被告は、サムスングループなどから巨額の賄賂を受け取った罪に問われています。<朴>被告は起訴を「政治報復だ」と主張し、裁判所への信頼がなくなったとして一審の途中から出廷を拒否しており、今日も姿を現しませんでした。
<朴>被告はこの日の起訴内容とは分離して審理された公職選挙法違反罪で懲役2年の実刑が確定しているほか、別の罪でも二審で懲役5年の実刑判決を受け、検察が上告しています。
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