「アオウミガメ」の孵化, 本州で初確認@浜松市
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同日早朝、南区の海岸にある保護柵内で、保護した69個の卵のうち54匹が孵化しているのを確認されています。
「アオウミガメ」の足跡は特徴的で、通常は産卵を確認する段階で「アオウミガメ」だとわかるといいますが、7月1日早朝に調査員が発見した時には台風の影響でわからず、砂からはい出てきた赤ちゃんの姿を見て初めて「アオウミガメ」と判明しています。
日本では主に小笠原諸島で産卵し、南西諸島でも産卵します。小笠原では、昔から「アオウミガメ」の郷土料理があり、お刺身や煮物として親しまれています。「アオウミガメ」の体内の「脂肪分」が「青い(緑色)」ことからこの名前で呼ばれています。「アオウミガメ」は海草・海藻食であるため、その色素が脂肪に反映されているようです。ちなみに「アカウミガメ」の名前は外見が赤っぽいところからきています。