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- 国内最高齢のマナティー「ユカタン」亡くなる@沖縄美ら海水族館
「ユカタン」(画像:沖縄美ら海水族館)
16日天王寺動物園の アムールトラの「虎二郎」の急死という悲しい発表がありましたが、本部町の沖縄美ら島財団は17日、運営する沖縄美ら海水族館で飼育していたアメリカマナティーの「ユカタン」が10日に死亡したと発表しています。
亡くなった「ユカタン」は42歳(推定)で、国内で飼育するアメリカマナティーの中では最高齢になります。8月中旬頃から真菌感染症の治療を続けていました。詳細な死因については現在調査中とのことです。
「ユカタン」はメキシコのユカタン半島サンホアン湖の出身。1978年、メキシコ政府から同財団に寄贈されました。名前は生息地にちなんで名付けられています。
1990年にメスの「メヒコ」との間に「ユメコ」(1998年死亡)をもうけ、国内初の海牛類繁殖成功例となっています。この繁殖で美ら海水族館は日本動物園水族館協会の繁殖賞を受賞しました。
「ユカタン」は「ユメコ」を含む6頭の誕生に関与し、アメリカマナティーの生態や繁殖生理の解明に大きく貢献しました
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