今年の読書(66)『珈琲店タレーランの事件簿6』岡崎琢磨(宝島社文庫)
Dec
17
「珈琲店 タレーラン」のバリスタであり、謎解きを趣味とする主人公「切間美星」の大叔父であり「珈琲店 タレーラン」のオーナーの「藻皮又次」が心臓病を患い入院してしまいます。すっかり弱気になった「又次」は、「美星」に4年前に亡くなった妻「千恵」が「又次」が割ったコーヒーカップに対して激怒し、一週間家を空けた7年前のことが気がかりで、その理由を「美星」に突き止めてほしいと依頼します。
「美星」は常連客の「アオヤマ」と様さを開始しますが、遺品の中から同年代の男性と写った写真を発見、浜松にて活動していた画家の「影井城」だと判明しますが、すでに死亡していました。写真に写った背景が天橋立だとわかり、現地へでむいていきますが・・・。
これまでの事件簿は短篇での構成でしたが、本作品はじっくりと謎解きが楽しめる一冊となっています。
最後に事件も解決して、「アオヤマ」が「美星」にプロポーズめいたところで終わるのですが、シリーズも本書で打ちきりかもしれません。
Posted at 2019-12-17 03:10
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Posted at 2019-12-17 10:18
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